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『橡家の伝説』『榛家の伝説』(佐々木丸美)

ウィンザーホテル洞爺から帰ったら何故か無性に佐々木丸美さんの作品が読みたくなってきました。あのガラス一面のロビーが『崖の館』を連想させたからだと思います。

タイミングよく届いた『橡家の伝説』『榛家の伝説』の2冊。復刊が決定したのと同時に予約した本です。

さっそく読み始めたら1日で読み終わってしまいました(^^;)ちょっと目の奥が苦しい~(>_<)

以下ネタバレあり(かなり辛口)

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「館シリーズ」の姉妹編といわれるこの2作品。おそらくもう1冊書かれていたなら「伝説シリーズ」と呼ばれていたのでしょう。「館シリーズ」最後の『夢館』では超常現象が描かれ始めていましたが、この『橡家の伝説』ではさらに進んでいて主人公たちは時間旅行(時空の歪み?)をしてしまいます。

時間旅行が出来る(させられる)女性の存在とその能力の証言者として選ばれた哲史と涼子。時代を超えて受け継がれたのはその証となる数通の遺書。3方に分かれた遺書が一つに揃った時、大いなる「遺産」が明らかになる、と…。なかなか惹かれる筋立てではあるものの、どこか不完全燃焼、消化不良気味……

そして、館に集う人々の心にいつまでも残る千波ちゃんの影。『夢館』でようやく成就したと思えた千波ちゃんの恋なのに『橡家・・・』で再び辛いすれ違いを描かなくてもいいのになぁと思ってしまうのです。

また、佐々木作品に必ず描かれる「少女の恋」が次の『榛家の伝説』ではなんか都合良過ぎに見えるのは私が年をとってしまったからなのでしょうか?

大切な「遺産」を守るために関係のない第3者が不幸になりかねないラストに不満が残りました。それをみんなで許そうとする登場人物たちに違和感を覚えるのです。ここで登場した新たなヒロインが他の佐々木作品に登場するヒロイン達と較べるとあまりにも魅力が乏しいせいかもしれません。涼子のように素直に彼女の恋を応援できない。つまり感情移入できないのです。これが他の作品と大きく異なるところなのですね。

結局、3つ目の「伝説」が書かれなかったために「遺産」の真の姿を知ることは叶いませんでした。

でもその代わり私達は彼らのその後の物語を自由に想像することが可能なわけなんですよね。いつか誰かが3つ目の伝説を書き始めるんじゃないか…なぜかそんな期待を抱いてしまうのです。

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